平成11年2月25日
危険物と高圧ガスの混載輸送(サービスカーへの)に関する
 
安全性確保のための要領書まとまる
 
 建設機械を安全かつ円滑に稼働させていくためには、修理・点検・整備は欠かせない作業である。その修理・点検・整備は整備工場に建設機械を持ち込むか、稼働現場に必要な機材を持ち込むかで行っていますが、最近、建設機械は油圧化が進み重整備よりも軽整備が多くなってきたため、サービスカーによる稼働現場での作業が中心となっています。

 しかし、サービスを行うためには油圧オイル等の危険物とアセチレン等の高圧ガスは必要不可欠であるにも拘わらず、法によって混載が禁止されているため、充分なサービスができずに、必ずしも安全を確保しているとは言い難いものがあります。

 このため、サービスカーに危険物と高圧ガスを混載した場合の安全性の確保の可能性について、当工業会流通サービス委員会の諮問機関として、東京大学の平野敏右教授を座長とする「サービスカーの安全性確保に関する検討会」を設置して鋭意検討を行い、その成果として「混載する場合の安全性確保のための要領書」を取りまとめることができました。

 今後、この成果をもとに混載可能なサービスカーの緩和措置について、通商産業省並びに消防庁のご理解を得るべく要請を行っていくものであります。更に、このサービスカーによる混載は建設機械のみならず、産業車両や農業機械についても同様のニーズがあるため、関係団体の賛同も得ております。緩和措置が講じられた場合は、今回取りまとめを行った要領書を、関係団体共通のマニュアルとして安全性を確保していく所存であります。
 

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