大学生の時からK社との共同研究に関わっており、油圧ショベル開発に興味を持ったことが志望のきっかけです。油圧ショベルという大きな機械を、うまく動かすような制御開発をしてみたいという思いもありましたが、K社の雰囲気の良さも志望理由のひとつです。

自動運転油圧ショベルの研究開発に携わっています。パートナー企業、大学と連携しながら、障害物や土砂山を検知する周囲認識機能や、周囲認識に応じた軌跡追従制御などの自動運転機能の開発・検証を行っています。自動運転油圧ショベルによって現場作業を自動化することで、就労人口減少の社会課題解決を目指しています。

自動運転ショベルに搭載する軌跡追従制御を一から設計し、実機動作検証までやり遂げたことです。大学では制御工学を専攻しており、学生時代に学んだ制御に関する知見を活かして、開発を進めることができたと思います。
従来までの制御よりも自動運転ショベルの動作性能が向上したことで、上司からも高く評価していただき、嬉しく思いました。

前述した性能向上させた軌跡追従制御の設計です。制御設計⇒制御モデル作成⇒単体機能検証⇒シミュレーションによる機能検証⇒実機検証というﾓﾃﾞﾙﾍﾞｰｽ開発の一連の流れを半年という短い期間でやりきることが大変でした。最後の実機検証では1週間以上試験場に通って動作の確認を行いました。一緒に開発に携わった同期と力を合わせて取り組み、先輩社員、上司の協力もあり、無事お披露目できたときは、とても嬉しかったです。