業界を知る
クボタを知ったのは学内セミナーでした。当初は自分の専攻学科の関係から水環境事業の開発・研究に興味を抱きましたが、機械やエンジンなど幅広い事業を展開していることを知り、活躍の場がたくさんあるのではないかと感じました。
また私が就職した年は東日本大震災の影響で多くの企業の面接が延期されていた中、最初に面接を受けたのがクボタ。その時の会社の雰囲気や応対してくれた先輩社員との会話で、自分がクボタで働いているイメージがわくとともに、巡り合わせのような縁を感じたので入社を決めました
建設機械に使用される大物板金部品の調達を担当しております。
具体的には良質な部品を適正なコストで、決められた納期に工場へ供給することや、バイヤーとして様々な取引先と交渉事を行うなど、社内外を問わず多くの人と関わりながら進めていく仕事です。特に注意しているのは約束の厳守と、相手の立場で考えることです。
建設機械の調達は高いものだと億単位の仕事を任せられるので、大きな成果を出せるところがやりがいの一つです。
また、新機種を立ち上げる際には、最適な品質・コストを実現するために調達担当として部品を作る現場まで出向き、取引先とともに現物を見ながらよりよい製品へと近づける活動を行います。中でも、コストの管理は会社の利益に直結する部分であるため、やり遂げたときの成果や達成感に非常に大きなものがあります。
私が担当していた取引先が西日本豪雨で被災され、工場の稼働が困難になったことがありました。その際、上司とともに現場に駆け付けて直接話をさせていただき、クボタとして物資の支援を行うなど、できる範囲のサポートを行いました。結果として厳しい状況の中、取引先には早期の工場稼働に尽力いただくことができ、あらためてお互いの信頼関係の重要性を感じました。