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建設機械の部品再生を通じて循環型社会へ貢献

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建設機械の部品再生を通じて循環型社会へ貢献

日立建機株式会社 T・A様 2014年入社
技術系
技術開発
Question

なぜこの業界に入ったのですか?

この業界を志望した理由は、2011年の東日本大震災でダメージを受けた街を建設機械が修復する姿を見たことで、建機が社会に必要不可欠な機械であることを実感し、とても魅力ある業界だと感じたからです。そのきっかけとなったのが、色鮮やかなオレンジ色の建機でした。

Question

どんな業務に携わっていますか?

定期的な部品交換などでお客さまから回収した使用済みの部品を、分解・修理・組立・試験などの一連の工程を通じて新品同様の機能と保証を付与する「部品再生事業」に携わっています。再生エンジンの試験装置の開発や、次期モデルへのフィードバック、新工場での設備計画など、エンジニアとして様々な経験を積んでいます。

Question

仕事でどんなことにやりがいを感じますか?

部品再生事業は、まだまだやれることが多い発展途上の分野なので、日々の学びは刺激的です。また、循環型社会への潮流に加担できるという実感は、私のなかの大きなモチベーションにもなっています。将来的には、建設機械の部品に限らず、さまざまな製品の再生も手掛けていきたいです。再利用できる部品が多くなるほど、コストだけでなく廃棄物も減らせるので、SDGsやESG観点の取り組みにも大きく寄与できます。

Question

今まで大変だったことはありますか?

業務のデジタル化の推進です。世界中から集まる部品ユニットについて、従来は紙の資料で管理していましたが、必要な情報を効率よく抽出するために、業務用スマホアプリの企画・運用に挑戦しました。現場での仕事のやり方が変わるソリューションと信じて、根気よく現場の皆さんの理解を得ながら、アプリの機能の拡充と普及を進めました。