業界を知る
就職活動中、「たくさんの人が関わり、英知を結集して大きなモノを作る仕事」に携わりたいと思っていました。たまたま立ち寄った説明会で、ダイナミックな製品や技術、グローバルな事業展開に鳥肌が立つほどワクワクし、自分の直観を信じて飛び込みました。
国内・海外の取引先との契約書の作成・審査を中心に、トラブルの相談対応、法令調査や訴訟対応といった業務に携わっています。研究・開発、生産・調達、販売、輸送、アフターサービスなど多様なステージの案件を扱っていて、国や関係者も異なる上、事情も様々なので、エキサイティングな毎日を送っています。
いつも心がけているのは「事業部門に寄り添い、法務の枠にとらわれず積極的なアドバイスをする」こと。「守り」ばかりに偏った対応ではなく、事業部門の想いをよく聞き、会社や事業を成長させるためにリスクを抑えつつ前進するアイデアや提案を模索しています。課題の大小を問わず、周囲から賛同を得て物事が前進したときの喜びはひとしおです。事業への情熱を糧に、これからも「踏み込んで考える」ことを大切にしていきたいです。
仕事柄、「納得してもらう」必要のあるシーンが多い中、未熟だった頃は、私の説明では理解が得らないのに上司や先輩が話すとすんなり進むことが多くありました。真似をしても上手くいかず、自分のスタイルを見つけるまで苦労しましたが、知識だけでなく、社内外での経験や日頃のコミュニケーションなど様々な要素がつながって、ようやく「私のメッセージを伝える」ことが段々と実感でき、実行できるようになりました。
