業界を知る
大学で学んだ事を活かしつつ、昔から好きだった車に関わる仕事がしたいと思い、新卒で自動車部品メーカーに入社。海外工場の立ち上げに携わったことで、新たなチャレンジの意欲が沸き、当時興味を抱いていた人間工学の研究に積極的なK社へ入社しました。
入社後は、遠隔操作システム「K-DIVE®」の開発業務の中で、主にUIソフト開発とハプティクス技術の適用を担当しました。プログラミングの知識がなく、一から身につけていった点は苦労しました。現在はお客様対応に加え、K-DIVE®の普及活動、量産に向けた準備、展示会スタッフなども担当しています。
K-DIVE®が実用段階になった時、先行導入していただくお客様を担当することになりました。前職での仕事も含め、これまでの経験を活かすことができ、活躍できる場に恵まれたと思います。また、展示会でのブーススタッフとして実際に対面でお客様の反応を頂戴できることは、開発者としてとても嬉しいしやりがいにも繋がっています。自分が説明をおこない、導入を決めていただいたときには大きな自信も湧いてきます。
K-DIVE®のような新しい仕組みを現場に導入し運用するには、お客様現場の事情や困り事を深く理解した上で改善案を提案していく必要があります。微妙なニュアンスを正確に伝えること、そのためにはメールよりも電話、電話よりも対面を心がけています。時には困難も伴いますが、導入後もお客様と綿密な関係を保ち、いただいた意見を開発にフィードバックすることで、継続的にお客様の課題解決に繋がる提案をしていきたいです。